北海道キャンプの旅|道民はバーベQが好き?

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道民は何か行事があればバーベQをする機会が多いのも事実、「秘密のケンミンshow」でも取り上げられた事があるように、桜を見ながらバーベQ,海でバーベQ、庭でバーベQ、天気が良ければバーベQ、てな感じで何かしらの理由を付けてはバーベQを行います。では何故そんなにバーベQが好きなのでしょうか?その辺りの謎を深堀していきたいと思います。

目次

  • キャンプの由来
  • 北海道のキャンプ事情
  • 北海道と言えばジンギスカンは何故?
  • 道民はBBQ好き?
  • まとめ

キャンプの由来

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キャンプの語源はラテン語の”campsu”「平らな場所」広場を表す意味と言われています。大学のキャンパス等も、語源をそのまま活用したと言われており、”キャンプ”の意味の中に広場人が集まる場所という意味合いもあるので、まさしくその通りという事でしょうか。

北海道のキャンプの事情

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北海道ではビーチでキャンプが出来る管理された海岸が多数ありますが、私自身も”キャンプデビュー”はビーチでのキャンプでした。本州ではビーチでテントを張ってキャンプをする事はないとという事を、初めて知った時は物凄くカルチャーショックを受けました。

何故北海道のビーチでキャンプが行われるようになったか諸説ありますが、その昔近郊の方が遊びに来る分には日帰りで十分ですが、遠方から来る方に対して、ビーチ周辺には旅館等の宿泊施設がほとんどなかった為(現在は近郊に宿泊施設等がある事が多いです)その為遠方から遊びに来た人たちは、テントを張りビーチで宿泊していたという説があります。そういった歴史的背景があり、現在は多くのビーチでキャンプが出来るようになっています。ただビーチのどこでもテントを張って良いわけではなく、テント区画があり張れる場所が決まっているのと、ほとんどは1テントに対しての1泊の利用料金が掛かります。

そんな事情もあり、今も昔もビーチでキャンプをするのが道産子はごく自然であります。

北海道といえばジンギスカンは何故?

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今となっては北海道の食べ物と言えば「ジンギスカン」が有名ですが、そもそもジンギスカンは何故北海道の”ソウルフード”のなったのでしょうか?

諸説あるようですが「ジンギスカン」の由来は、駒井徳三氏という方が英雄”チンギスハーン”をもじって名付けたと言われています。いずれにしても大正時代から始まった歴史の浅い食べ物です。

もともと日本では1857年頃から羊毛の為飼育をされてはいたが、食用として当初はあまり考えられていなかったのではないかと思われます。その後1914年の”第一次世界大戦”後から羊毛だけではなく食用としても、考えられるようになり、滝川・札幌月寒などに牧場が開設したと言われています。当初は羊毛が終わったマトンが出荷されており、羊特有の”臭み”を苦手な人が多く、あまり受け入れられなかったそうです。

その後1956年滝川発祥の「松尾ジンギスカン」が創業し、滝川から”味付けジンギスカン”が広まったといわれています。味付けジンギスカンを広めるために、花見に集まった人々に試食を振る舞い、そこで評判になり現在に至っているようです。


「松尾ジンギスカン」と同じ運営会社の餃子専門店

札幌の餃子館|やっぱり旨かった!


ちなみに月寒にも1953年「ツキサップ成吉思汗クラブ」が発足し、札幌でもいわゆるタレに付けて食べる”生マトン”が食されていました。

今現在も札幌月寒に「ツキサップ成吉思汗クラブ」はお店を構えており札幌の超有名店です。

「ツキサップ成吉思汗クラブ」公式ホームページはこちら

道民はBBQ好き

道民は海水浴でもBBQつまり「ジンギスカン」を食べます。海に限らず花見でも、BBQのお供は必ずと言っても良いぐらいラインナップに「ジンギスカン」があります。

好みもありますが、我が家では「味付けジンギスカン」が多いです。もちろん生ラムもスーパー等に売っていますが、皆さんご存じの通り生ラムだと多少「クセ」があるので、滅多に買う事はありませんが、生ラムを選ぶポイントは”新鮮”な物を選ぶ事がポイントになります。”新鮮”な物は「クセ」がほとんどないので美味です。この味を知らない人がいるとしたらもったいないので、手っ取り早いのはジンギスカン屋さんで食す事、生ラムのイメージが激変すると思います。

イベントにはかかせない「ジンギスカン」ですが、もちろん短い夏を満喫しようとする気持ちは、おそらく道民皆強いと思うからこそ、ちょっと天気が良くて気温も暖かくなると、庭でもBBQがご近所さんで見かける光景です。

しかしBBQ[ジンギスカン」を広めた立役者は1969年に岩谷産業が発売した卓上「カセットコンロ」が一番の要因ではないかと勝手に思っています。どこにでも持ち運びが可能である事が、海、花見、運動会、各イベント等で使用され、より手軽にBBQが可能になった要因の一つではないかと、あと決まった食材を用意するだけなので準備が簡単だったのかと思われます。

カセットコンロがまだ家に無かったころは、小さめのガスボンベがあり、それようのコンロがあった事を記憶しています。今ではガスボンベを持っている家庭は少ないかと思いますが・・・そんな時代でした。


「ジンギスカン」を食べられるキャンプ場

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まとめ

道民のソウルフード「ジンギスカン」。健康にも良いと言われていますが、道民にはソウルフードであり当たり前の「ジンギスカン」でしかありません。北海道は本州と違いあまり牛肉を食べる文化が元々なく、牛よりかは豚の方が多く食されていたのではないかと思います。事実牛肉は小さい頃に食べた記憶がなく、親の好みもあったのかも知れませんが、食卓に並んでいたのは常に豚でした。そんな中ジンギスカンは別扱いで、夕飯がジンギスカンだと嬉しかった記憶があります。ソウルフードとはいえ頻繁に食べているわけではないのも事実です(部屋がジンギスカン臭になるのも事実)。でもスーパーに行けば、今は色んな会社が味付けジンギスカンを作っているので、お値段もピンキリでお求めやすくなっているのも事実です。自分のお気に入りのジンギスカンを探して、食べ比べるのも面白いかもしれません。「ツキサップ成吉思汗クラブ」創設から68年と歴史が浅い「ジンギスカン」ですが、ここまで全国区になりました。しかしジンギスカンを広めた先人の苦労を、いつもでも忘れない様にしたいですね。

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